巨人「助っ人合流」で貧打解消なるか? メジャー196発&96発の外国人2選手に「起爆剤」の期待

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   プロ野球の外国人選手が次々と1軍に合流している。

   セ・リーグでは、リーグ最下位に沈むDeNAが2021年4月13日にネフタリ・ソト内野手(32)とタイラー・オースティン外野手(29)を出場選手登録し、中日のライデル・マルティネス投手(24)とアリエル・マルティネス捕手(24)も同日に1軍に昇格した。新型コロナウイルスの影響で出遅れていた外国人選手がようやく1軍に合流し、セ・リーグの勢力図はどのように変わるのか。今後の展開に注目される。

  • 原辰徳監督(2014年撮影)
    原辰徳監督(2014年撮影)
  • 原辰徳監督(2014年撮影)

DeNAのチーム防御率はリーグワースト

   最下位DeNAに待望の外国人助っ人が合流する。チームは開幕から15試合でわずか3勝(10敗2分け)と低迷が続く。ソト、オースティンを欠いた打線は、ルーキー牧秀悟(22)が引っ張る形で、12日時点で打率.383、4本塁打14打点の数字を残している。チーム打率はリーグ3位の.252と決して悪くなく、ソト、オースティンの合流でさらなる攻撃力アップが期待される。

   ソト、オースティンの合流で打線は見通しが立ちそうな状況だが、現在DeNAが抱える課題は投手力の立て直しだ。チーム防御率はリーグ唯一の4点台で、76失点もリーグワースト。投手力の弱さがそのままチーム状況を反映している。

   外国人投手に関しては、セットアッパーのエスコバー(28)は17日に隔離期間が終了し、2軍での調整を経て合流する見通し。先発起用を予定しているピープルズ(29)と新外国人ロメロ(26)はすでに隔離期間が終了しているが今後、3週間程度の調整を要する見込みだ。チーム浮上のカギを握る助っ人投手陣の1軍合流は、まだ時間がかかりそうだ。

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