競馬雑誌『サラブレ』が休刊へ...スマホ版は継続予定 「ウマ娘」特集が反響集めた矢先

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   競馬情報誌『サラブレ』(KADOKAWA)が、2021年6月号で休刊することが分かった。4月13日発売の同誌5月号で発表された。

  • 『サラブレ』2021年5月号
    『サラブレ』2021年5月号
  • 「ウマ娘プリティーダービー」公式ツイッターより
    「ウマ娘プリティーダービー」公式ツイッターより
  • 『サラブレ』2021年5月号
  • 「ウマ娘プリティーダービー」公式ツイッターより

「26年間の思いを込めて...」

   同誌は1995 年創刊。「全ての競馬ファンが楽しめる総合競馬情報誌」をコンセプトに、最新競馬ニュースやレース予想などを伝えてきた。媒体資料によれば、発行部数は10万部、読者の平均年齢は35歳、男性85%、女性15%という比率だ。

   最近では、「サラブレ」2021年3月号で、​実在の競走馬を擬人化したスマホゲーム「ウマ娘プリティーダービー」の記事が掲載されて話題を呼んだ。過去にはコラボ冊子「サラブレ ウマ娘版」も創刊していた。

   同誌5月号で、5月13日発売の6月号をもって休刊すると発表された。スマートフォン用サイト「サラブレモバイル」は継続予定だという。KADOKAWA宣伝局は13日、J-CASTニュースの取材に、休刊理由は「お教えすることはできない」としたが、取引先には書面で「情報収集・伝達の多様化等、市場環境の変化も重なり」などと説明していた。今後はデジタルに注力していく方針だ。

   6月号は「26年間の思いを込めてダービー&オークス 必勝!大展望」と予告している。

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