池田エライザ「昭和歌謡」と相性抜群のなぜ 松田聖子、中島みゆき、薬師丸ひろ子...独自の魅力で歌い上げる

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

歌が好きだからこそ「仕事にすることに怯えていた」

   声色やビジュアルからか、このように昭和歌謡が醸し出す世界と池田さんは極めて相性が良くファンの期待も高い。池田さんは「The Covers」のMCは2021年3月で卒業したが、最後の出演に先立つ3月5日にインスタグラムで

「歌うことが好きで、大好きで、死ぬまでずっと好きでいたいからこそ、仕事にすることに怯え、隠れ続けていた私に、ここでだったら楽しく歌える。と声をかけてくださった、リリーさん、スタッフの皆様。そして夢みたいに暖かく見守ってくださった皆様 本当に本当にありがとうございました!」

   と感謝のメッセージをつづっているが、「最初にオファーを頂いた時はまさか歌うなんて、決まっていなかったんです。本当に不思議な人生です」とも明かしていた。

   「The Covers」以前にも米津玄師さんの楽曲「fongbound」(2017年)に歌唱で参加したことがある池田さんだが、歌を通じての表現活動の可能性を切り開いたのは同番組での経験が大きかったようだ。最後の出演を終えた3月29日のインスタグラム投稿では「みんなに愛されてすくすく育った娘は、なぜか引退したヒーローのような背中で去って行きましたとさ。(中略)娘、みんなとの約束通り、歌は続けます」とつづっていた通り、松本隆さんのトリビュートアルバムで新たな曲にチャレンジしてみせた。

   「Woman~ "Wの悲劇"~より」のレコーディングについてインスタグラムに「時の川を彷徨うような漂うような 晴れない霧の中を雪の中を 果てなく旅する気持ちでした」と感想を投稿していた池田さん、これからもどんな楽曲を披露してくれるか、目が離せない。

(J-CASTニュース編集部 大宮高史)

1 2
姉妹サイト