麻雀最強位のプロと番組内で対戦して、「ガチで勝った」と喜ぶ
――それまでは、麻雀について、お父さんや友達、事務所の先輩ともまったくやったことも見たこともなかったのですか?それで、面白さというものが分かるんですね。
長澤: 母が昔、私の祖父と家族麻雀というものをやっていたらしいんですけど、特に私は触れたことがありませんでした。おじいちゃん死んじゃって、その後に私も麻雀始めたので、見たこともないんですよ。もう残念ですよね、打ちたかったなあ。最強戦のアシスタントになって、トッププロの方たちの対局をすごく見るようになったんですよね。それで、逆転劇なんかも間近で見ることができて、プロってまじでカッコいいなあ、麻雀って面白いなあと思いました。素人とプロの差というものをひしひしと感じまして、絶対に乗り越えられない厚い壁があるんですよね。私も、そっちの世界に行きたいという気持ちがすごく強くなりました。
―― 将棋の藤井聡太さんみたいな、どなたか憧れるプロの方とかおられるんですか?
長澤: やっぱ、多井隆晴プロなんか見ちゃうと、あの人麻雀の面白さを全部自分で持っている気がしますよね。本人はゲーム配信ばっかやってて、「俺は麻雀なんか」みたいな感じなんですけど。めちゃめちゃ強くて、最強位取っちゃったりとか、本当にすごいなと思いますね。「まりちゅうの麻雀にはまりちゅう」という動画配信番組を多井さんが私のために作ってくれて、多井さんとは2019年に番組内で対局したことあります。そのとき勝ちましたよ!全然ガチですよ。女性が苦手ということで、あれ奇跡に近い出来事でしたね。
――専門学校生の妹さんが初グラビアで、長澤さんと一緒に撮ったりしておられましたが、妹さんとは麻雀をしたりするのですか?
長澤: 緑のマットや麻雀牌を買って、母と私と妹2人の4人で家で打つようになりましたね。ネット麻雀も、妹とはよくしますね。私が最強戦のアシスタントをしているときに、その企画で高校生麻雀大会があって、それに誰か出る子いないかと探していたんで、私の妹を投下してみました。母は、けっこういい感じでちゃんと麻雀をやっていました。私がプロになったことは自分のことのように喜んでくれましたね。「じいじに見せてあげたかったな」というのはすごい言ってました。