「ティーンのカリスマ」も、イメージの固定化には勝てない!?
知名度を向上させることは芸能人として活動する上で必須の行為であり、話題のCMに出演することで、まさしく、「PayPayの人」となった山之内さん。CM出演によってその至上命題を達成したわけであり、その点は喜ぶべきことであるのは間違いないが、そうであるがゆえの弱点もまた抱えているのではないだろうか。それは、山之内さんの印象が「PayPayの人」で固まってしまうという危険性だ。
芸能人という職業は、時に、本人のイメージが固定化してしまったがゆえに仕事の幅が狭まる可能性があるという「油断ならない職業」。この「罠」にはまることによって消えて行ってしまった芸能人は決して少なくはない。ゆえに、現在は「ティーンのカリスマ」として絶大な人気を誇っている山之内さんも芸能人である以上、イメージが固定化してしまうという危険性をゼロにすることは出来ないのである。
つまり、山之内さんはうかうかしていると「PayPayの人」という枠に閉じ込められてしまう可能性があるのだ。ただ、その固定化しかねないイメージを逆手に取って、芸能人としてさらにはばたくという手があるのもまた事実である。