2021年4月5日に放送された「ネプリーグ」(フジテレビ系)に出演した俳優の吉岡里帆さん(28)について、その「金銭感覚」が視聴者の間で話題だ。
番組前半、出演者らは「できて当然 物の値段&料金」と銘打った物品の市場価格や各種サービスの料金を当てるクイズに挑戦。他の出演者が解答席に座ってクイズに答えていく中、吉岡さんは解答権を持たないものの控室でクイズに挑んだ。ところが、珍解答を連発してしまったのだ。
「私がたぶん一番やばいと思います」
第1問は「手紙」の料金。解答席の出演者が正解である「84円」かそれに近い額を答える中、控室の吉岡さんは「180円」と、他の出演者に比べて突出して高い額。周りの出演者から、「吉岡さん、手紙出そう!」といったツッコミが入る中、吉岡さんはキョロキョロと他の出演者の解答状況を見まわしたのだった。
第2問は普通自動車免許の更新手続きの料金(優良運転者)。やはり、他の出演者が正解である「3000円」かそれに近似した値を答える中、吉岡さんはどこかヘラヘラしつつ、「500円」と自信なさげ。結果、正解の6分の1の値に対しては「(運転免許)持ってるんですよ。更新もちゃんと行ってるんですけど」と明かしたが、甚だしい間違いぶりに周囲はドン引き状態だった。
第3問は「東京大学の年間授業料」。正解は「53万5800円」で、「万」の位を答えさせる問題だったが、吉岡さんはそこに、「100」を書き込み、「100万5800円」と解答。2倍近い間違いには、「私がたぶん一番やばいと思います」と、自らドン引きしていたのだった。
第4問からは解答者が入れ替わり、吉岡さんが解答席に。心機一転、正解を連発するかと思いきや、その状況は改善せず。JR東日本の東京駅から舞浜駅までの乗車賃を問う第4問に対しては、実際の4倍以上となる「950円」と答えて頭を抱えた(正解は「220円」)。2021年から始まった大学入学共通テストの検定料については「私は(センター試験を)受けているんですけど、これぐらいだった気がするんですよね」と不安げな表情を浮かべつつ「3600円」と解答するも、正解はその5倍の「1万8000円」と、これまた甚だしい間違いぶりを披露したのだった。
なお、第5問となる、国からもらえる出産育児一時金の問題については「20万円」と答え、2倍を超える間違いぶりを披露するも(正解は「42万円」)、それよりもさらに甚だしく間違えた出演者がいたため、周囲からのツッコミを受ける事態は避けられたのだった。
「わざと変な感じに答えてるところがあったような...」
これら、第3問の際に本人の口から出た「私がたぶん一番やばいと思います」の一言にふさわしく、同コーナーでは吉岡さんの金銭感覚のズレの甚だしさが際立ったことに対し、視聴者からは「里帆ちゃん好きだけど、常識ズレは本当にアカン!」「浮世離れ、常識外れしてる 絶対どん兵衛なんて食べてないな」といった声が続々上がるなどしている。
ただ、それに交じって、「見てたけど、わざと変な感じに答えてるところがあったような...」「あざとさが見えて引いたわ」といった、吉岡さんが自らを目立たせるべくわざと間違えていたのではないかとする声もチラホラ。確かに、コーナーの最中には前述の通り、吉岡さんについては周囲を見渡したり頭を抱えるといった、ややオーバーリアクションな瞬間があったことは否めず、その点が目についてしまった視聴者は一定数いるようだ。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)