「待っててよかったって思える存在になって帰って来ないと」
岡本さん脱退を受け、ネット上のジャニーズファンの間で注目を集めているのが、岡本さんが米国留学する直前、18年7月28日に放送された冠バラエティー番組「いただきハイジャンプ」(フジテレビ系)でのワンシーンだ。
そのシーンとは、メンバー9人が焚火を囲み「本音で語り合う」というもの。岡本さんの渡米が話題になると、メンバーの中島裕翔さんは「結構楽しみ、俺は。圭人が強くなって帰ってくるのが。もしこれを成し遂げた圭人が帰ってきたら、やべーなと思った」、髙木雄也さんは「2年ってものすごい長い時間だから。戻ってきたときにどれだけ努力していたかがわかる」と、ともに岡本さんの成長を期待するような言葉を告げた。
一方、山田涼介さんが投げかけたのは「11年一緒にいるんだから、もう言い訳は一切通用しないから。ただの仲良しこよしだけでやっていける世界ではないからね」という厳しい言葉。真面目な表情でうなずく岡本さんを横目に、山田さんはこう続けた。
「待っててよかったって思える存在になって帰って来ないと、その時間は意味のない時間になっちゃうし。俺らのせいでもあると思うから。(アメリカに)行かせたね。圭人一人の自分勝手じゃなくてHey! Say! JUMPの自分勝手だと思う」
さらに薮宏太さんは「俺らが笑顔で頑張れよっていう決断に至ったんだから。大丈夫だよ」と、岡本さんを気遣うような言葉をかける。これを聞いて中島さんは涙し、岡本さんは「ありがとう」とだけ話した。
今回の脱退発表を受け、ツイッター上のHey!Say!JUMPファンからは、この3年前のシーンが頭に浮かんだという声が続出。「辛い」「苦しい」「泣いた」などの思いが聞かれている。