撤去の理由は......コロナだけではなかった!
まず、同広報部はゴミ箱の撤去については事実としつつ、「全駅の駅構内のゴミ箱が対象です」と説明。なお、「飲料自動販売機横のペットボトルやカンのゴミ箱、トイレのサニタリーボックス、特急車内のゴミ箱」については使用を継続していると回答した。
続いて、撤去の理由については「家庭ゴミ持ち込みが増えている状況と感染予防など安全上の理由です」と、衛生面はもちろん、駅以外で発生するゴミが持ち込まれていることも理由であると説明。さらに、ゴミ箱の撤去が一時的であるか恒久的な対応であるかについては、「恒久的な対応です」と明かした。
というわけで、確かに、西武鉄道が各駅のゴミ箱を廃止することが分かった。コロナの流行がなければ今もゴミ箱が使用可能だった可能性もあるわけであり、その点は不便に感じたが、その一方で、家庭ごみの持ち込みが増えているというのも理由の1つであるという点には、非常に残念な気分になったのだった。