「JRに乗車拒否された」車イス利用者のブログに賛否 駅員の対応は問題だったのか、国交省に聞いた

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「声を上げていかないと何も変わりません」と説明

   すると、熱海駅では、駅長ら4人が待機しており、一緒に来宮駅へ電車で行って、駅長らが車イスを4人がかりで階段から降ろした。伊是名さんは、ヘルパーに降ろしてもらった。帰りは、前日の4月1日夕に乗りたい電車を熱海駅に伝え、当日の2日は、駅に行くともう駅員らがスタンバイしていたという。

   JR側からは、今後は事前に総合窓口の電話番号にかけるよう依頼されたが、伊是名さんは、連絡が必要なことなどもっと情報を広めてほしいとJRに注文を付けた。

   さらに、新聞社数社に電話して帰りに取材してもらったといい、伊是名さんは、「声を上げていかないと何も変わりません」と説明している。

   伊是名さんのブログは、ネット上で大きな話題になり、まとめサイトなども次々に取り上げて、賛否が分かれる議論になった。

   その主張に共感する向きとしては、「車いすユーザーへの社会的障壁を訴えたかったのでは?」「妥協せずその駅や他の車いすユーザーのために行動された」などの声があった。

   一方、異論も多く、「いきなりで無人駅だと対処のしようがない」「前もって問い合わせておけばこんなことにならないのに」「出来ないって言ってるのに何で無理を通そうとする」といった意見が出ていた。

   伊是名さんは、10年前もブログで、東京都内で電車に乗ろうとして、駅員から目的の駅は階段しかないと乗車拒否されたと地方紙のコラムに書いたことを明かしている。

   現在は、社民党の全国連合常任幹事をしており、今回のトラブルについて、同党機関紙宣伝局の事務局長は4月5日、J-CASTニュースの取材に伊是名さんの主張を次のように擁護した。

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