競馬界隈の反応は
競馬ファンの反応はどんなものか。佐藤さんの周囲では「5割程度がプレイしている印象」というが、佐藤さんによれば「競馬は何百年も昔から世界で愛されてきた題材なのだから、それを拘ってストーリーに盛り込んだゲームが面白いのは当然。大河ドラマと一緒で多くの人が好きになるのは当たり前でしょ」という反応が印象深いという。
競馬に興味を持ったゲームファンと競馬ファンの交流も生じ、「受け入れている競馬ファンの感想は「嬉しい」の一言でしょう。元々競馬はギャンブルの一面とロマンの一面を長い歴史で両立させてきています。ゲームとして面白く、競馬への高いリスペクトと再現・表現のこだわりが重なってソシャゲのトップゲーに躍り出たんだと思います」とも佐藤さんは話す。
「ウマ娘」のインパクトはゴールドシップを担当した今浪隆利厩務員や競馬好きの楽天・田中将大投手も本作をプレイしているほど。競馬の奥深さが巧みにゲームに活かされ、ゲームファンと競馬ファンの双方をうならせるクオリティのゲームに結実したようだ。
(J-CASTニュース編集部 大宮高史)