2021年4月1日に放送された「すてきにハンドメイド」(NHK・Eテレ)が視聴者の間で話題だ。同番組は今回からMCを一新。3月まではタレントの東尾理子さん(45)がMCを務めていたが、4月1日の放送からは俳優の佐々木希さん(33)がMCに就任し、ハンドメイド作品作りに挑む。
放送が始まるや、ネット上には「『すてきにハンドメイド』の新MCが佐々木希ちゃんで嬉しい」といったツイートが上がるなど、佐々木さんのファンからの歓声が続々とこだましている。
そんな中、一部で上がったのが「佐々木希出てるけど可愛い過ぎて毎週予約してしまった 指先さえ麗しく神々しい」といった声。番組はそのタイトルの通り、ハンドメイドがテーマの番組。このため、番組中には佐々木さんの手元が何度も映し出されるわけだが、その指先の麗しさに悶絶してしまったとする声が噴出しているのだ。
爪下皮と変わらぬナチュラルな色のネイルは、まさに「生活の中の美」
番組冒頭、佐々木さんはサブMCの手芸作家・洋輔さん(37)らとのトークの中で、編み物については棒針での経験はあるが、かぎ針での経験はないことを公表。今回の放送のテーマは、そのかぎ針であり、佐々木さんは初心者としてマルシェバッグ作りに挑んだのだった。トークが終わると、まず流れたのは手本のVTR。極太の糸(10号)が手際よく編まれていく様子が流れたのち、映像はスタジオに戻り、いよいよ佐々木さんがかぎ針を使って編み始めた。
その瞬間、カメラは佐々木さんの手元を大きく抜き、このため、画面には佐々木さんの両手が大写しになった。佐々木さんは右手にかぎ針を持ち、これを左手の人差し指と共にリズミカルに動かすことで糸を編み込んでいったが、この時、佐々木さんの指先の美しさが際立ったのだ。
まず目を引いたのが、佐々木さんの爪にほどこされたネイル。爪下皮と変わらぬナチュラルな色でありつつ、それを施すことで光沢を放つその指先は、実に上品な雰囲気を醸し出している。また、爪の長さは深爪を心配しそうになるほどに短く整えられており、佐々木さんが普段から家事を積極的に行っていることをうかがわせ、まさに、「生活の中の美」を追求したと言えるフォルムだ。
その指先は、さながら白磁を思わせる滑らかさ
もう1点特筆すべきは、その指先の肌のきめ細かさだ。ささくれ立ちなど無縁のその指先は、さながら白磁を思わせる滑らかさを誇りつつ、かぎ針と共に糸を編み込んでいく。その様子は、あたかも機織り機の中を滑るがごとく移動する刀杼(とうじょ)のようだ。
2~3分ほどの編み込みシーンが終わると、画面は再び手本のVTRに切り替わった。再度、編み方の説明が流れると画面はスタジオに戻り、佐々木さんは部分的に完成したことをカメラに示すべく、パッチ状に編み上がった毛糸をつかみ上げたが、その瞬間も、佐々木さんの指先が大写しに。その結果、先程と同様に佐々木さんの指先の美しさが際立ったのだった。
これらの工程が終わると、第1回はつつがなく終了。放送を見た視聴者からは前述のものの他にも、「流石! 何を手に持ってもオシャレに見えるよ!」と、その指先の美しさを愛でる声が上がっているところからして、その美しさは相当なものだったと言えよう。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)