DeNA「笑えない珍プレー」に不穏な既視感 8年前の「暗黒時代」にも同じ光景が...

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中畑監督時代の13年にも同様の「珍プレー」

   低迷するチーム状況を象徴するようなプレーが3回の守備の場面で見られた。

   1死1塁、マウンドには国吉佑樹(29)が立ち、受けるのは山本祐大捕手(22)。打席の松本友内野手(26)に対する11球目。松本は空振り三振し、1塁走者・太田賢吾内野手(24)がスタートを切った。山本捕手はすかさず2塁に送球したが、球は無人のベース上を通過しセンターへと転がり、太田はなんなく3塁に進塁した。

   遊撃手の大和(33)と2塁手のルーキー牧秀悟(22)の連係ミスによる「失態」。プロとして「笑えない」珍プレーだったが、DeNAでは8年前の2013年8月3日にも同様のプレーがあった。

   横浜スタジアムで行われた中日戦。9回2死1塁、5-8の3点ビハインドの場面だった。1塁走者が盗塁をしかけ、鶴岡一成捕手が2塁に送球。しかし遊撃手・梶谷隆幸選手、2塁手・石川雄洋選手いずれもベースカバーに入っておらず球はセンターへ。1塁走者はそのまま3塁へと進塁した。

   この日の「珍プレー」を見たファンの中には8年前を思い出したものもいたようだ。13年といえば中畑清氏が監督として指揮を執り、チームは5位に沈んだ。長らく低迷が続いていた時期でもある。今季はここまで勝ち星なしの三浦DeNA。暗いトンネルはどこまで続くのか...。

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