保健所や会場は、「濃厚接触者がいたなどの連絡は入っていない」
ポケモンカードゲーム大会の運営会社「ポケモン」の広報室は4月1日、J-CASTニュースの取材に対し、次のように説明した。
「当該Twitterのご本人から直接連絡をいただき、大会の開催場所である愛知国際展示場付近を訪れたものの、『チャンピオンズリーグ2021 愛知』には参加していない旨を確認しました。くわえて、ご本人のプレイヤーIDから、『チャンピオンズリーグ2021 愛知』の参加者ではなかったことを確認しております。
事実確認を行っている間、イベントに参加された皆様には、事実確認を行っている旨ご連絡差し上げておりました。また、現在は事実確認が完了しましたので、その旨ポケモンカードゲームトレーナーズウェブサイトに掲載の上、参加者の皆様にも同じ内容をお知らせするメールを発信しております」
同社では、1日18時現在で、「保健所から濃厚接触者に該当する参加者がいるという連絡は来ておりません」と明かした。そして、「個別のお問い合わせや対応の状況についての回答は差し控えさせていただいております。今後もお客様とイベント運営にご協力いただいている皆様の健康と安全を第一に、真摯に対応して参ります」としている。
ポケモンカードゲームの公式サイトでも1日、「チャンピオンズリーグ2021 愛知に関する投稿について」として、同様な内容のお知らせを出した。
会場のある常滑市を管轄する愛知県の知多保健所は3月31日、「こちらには、大会運営事務局から連絡はなく、他の保健所からも、濃厚接触者がいたという連絡は入っていません。ですから、大会について調査はしていないです」と取材に答えた。会場のAichi Sky Expoを運営する愛知国際会議展示場の施設管理部も4月1日、「現時点では、事務局や保健所から何も連絡は来ていません」と取材に話した。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)