2021年4月1日、アイドルグループ「TOKIO」のメンバー城島茂さん・国分太一さん・松岡昌宏さんの3人による「株式会社TOKIO」が始動した。この日オープンした公式サイトではプロモーション動画などを確認できる。
ネット上には、その本格的な"会社"ぶりに驚く声が目立っている。
チェーンソーで1本の木を切り倒し
公式サイトのトップページでは、2分ほどのプロモーション動画を確認できる。
動画は、音楽をバックに都内を歩くスーツ姿の3人が「DASH村」がある福島県まで車で移動するところからスタート。革靴を安全靴に履き替え、ヘルメットを身につけ山林に降り立った3人は、チェーンソーを使い1本の木を切り倒す。
切り出した木材を車に積み帰ると、木板にレーザープリントを施し、色塗りをする様子が映る。3人が作っていた分厚い木板は名刺で、それぞれに「株式会社TOKIO 社長 城島茂」「株式会社TOKIO 副社長 国分太一」「株式会社TOKIO 副社長 松岡昌宏」の文字が書かれている。
3人がそれぞれ胸ポケットから名刺を取り出し、名刺を渡すところで「株式会社TOKIO」の文字が大きく表示される。
公式サイトには、冒頭の動画のほか「ぼくらについて」「代表者挨拶」「事業コンセプト」「参加しよう」の4コンテンツがある。
「世界に羽ばたけるように」として、ジャニー喜多川氏によって名付けられた「東京」を意味する「TOKIO」からスタートした「TOKIO」。このグループ名に、新たな「T(Team)O(Oneness)K(Knot)I(Idea)O(Ours)」の意味を込め、会社としての歩みを始めるという。
3本の枝を赤い糸で結んで作った「K」を基調とした企業ロゴも作られている。
「代表者挨拶」内の「役員紹介」では、城島さんは社長の役職のほかにグループ時代と変わらず「リーダー」を、国分さんが副社長兼「企画」、松岡さんが副社長兼「広報」をつとめることが明かされた。
ネット上では、「アイドル」としてではない、「会社」としての本格的なスタートに驚く声が多くあがっている。
「株式会社TOKIO」はジャニーズ事務所の関連会社として設立されたため、ジャニーズ所属時代とさほど変わりないのではと考えていたファンも少なくなかった様子。公式サイトの期待以上の「会社ぶり」に胸を踊らせるファンの声が目立つ。
「株式会社TOKIOのサイトが思ってた以上にちゃんと『会社』だったし、松岡くん、広報なんやあ、、、、」
「株式会社TOKIO、会社感すごい...!(会社です) 3本の枝を結びつけてる紐が五芒星になってるロゴデザイン天才すぎる」
「株式会社TOKIOと言ってもジャニーズの関連会社だし正直今までとそんなに変わらないだろうと思ってたけど(DASH、トキカケも続くし)、HP見ると結構ほんとに会社で株式会社TOKIOとしての案件もたくさんありそうで本当に新しい形が始まるんだなと実感した!」
「気のせいかもしれないけど...」写真の「スペース」が気になる?
また、公式サイトに表示される写真の「空白」に注目するファンも多い。メンバーらが写った写真の多くに、スペースが空いているように見えるのだ。この空白が3月31日をもってグループを脱退した長瀬智也さんと、2018年に脱退した山口達也さんを想起させるとする声があがっている。
「株式会社TOKIOのアー写(?)がスペース空いてるのは、2人の分を空けてるってことなのかな」
「株式会社TOKIOの写真が随時2人も見えるのなんかエモい」
「どの写真を見ても、2人分のスペースが空いていることにとても愛を感じます...株式会社TOKIOも応援します!」