アントニオ猪木「もういいだろう、楽にさせてくれよ」 闘病中に弱音、ファンから激励続々「あきらめないで」

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   元プロレスラーのアントニオ猪木さん(78)が2021年3月28日、ユーチューブチャンネル「最後の闘魂」を更新し、闘病生活の苦しさを吐露した。

   これまで気丈に振舞っていただけに、ファンからは容体を気遣う声が多数寄せられている。

  • 「最後の闘魂」チャンネルより
    「最後の闘魂」チャンネルより
  • 「最後の闘魂」チャンネルより

「猪木さん、弱気なコメントは似合わないですよ」

   猪木氏は今年1月、腰の治療のため入院したことを報告している。18年に腰を手術しており、その後はリハビリを続けていたという。

   入院後の経過はユーチューブで逐一報告し、

「元気ですかー!といえるように頑張っていきます!」(3月1日)
「(元気に)1、2、3ダ―を早くできるようにします」(3月1日)
「(コロナ禍で感じた課題や取り組みたいことが)いっぱいできたんでそれに向けて頑張っていきます」(3月21日)

と前向きな発信が目立った。

   しかし28日の動画では「病気は、コロナでだいぶ人がいないけど、その時にやっぱり俺も弱気になる部分が(ある)。もういいやって思う自分と。皆に支えられて役割というのかな、もういいだろう、楽にさせてくれよっていう」と辛い心情を明かした。

   動画は「けがはしょうがないと思ってね。散々肩から首から肘から、けがと手術の数なんて自分の歳よりはるかに多いっていう」との自虐的な発言で終わっている。

   視聴者からは「猪木さんのお姿を拝見させて頂いて、自分も頑張ろうと思ってる人も多いはずです。僕もその一人です。病に負けないで下さい!」「猪木さん、弱気なコメントは似合わないですよ。応援してます」「あきらめないで下さい。闘魂は、自分に打ち勝つ魂ですよね」と励ましのメッセージが相次いでいる。

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