実は企画当時に想定していなかった「ポリ袋調理」
アイラップのツイッター担当者は、「ポリ袋を用いた料理が広まってきている」と話す。理由として、ポリ袋の中で調理が完結するので、洗い物が少なくなるなどのメリットがあるという。しかし実はこうした使用方法について、メーカー側は想定していなかった。
「アイラップは電子レンジに使用する事は可能です。しかし45年以上前(企画された当時)は、ポリ袋で調理することを前提にしておらず、あくまで食品の温めに使用する程度で想定しておりました。
最近はポリ袋を用いて調理することが定番になってきていて、メーカーとしては想定外の出来事です。おそらく長年お使いになっているユーザー様が一番アイラップを使いこなしていると思います(笑)」
現在では、災害時の活用方法も広まっているという。
「また災害時に大変重宝すると専門家の方々からご意見をいただくこともあり、炊飯や簡単な調理などに関しては発信させていただいています。 (実際に農林水産省、赤十字、自衛隊、警察、防災士さんがアイラップを用いて発信していたりします)」
ツイッター担当者は、利用するポリ袋が耐熱性の物か、電子レンジに対応しているものか、確認したうえで活用してほしいと話す。
「いわゆるポリ袋調理には『高密度ポリエチレン』のポリ袋を使用するように言われていますが、厳密にいうと間違いです。 耐熱性のない包装資材のポリ袋も材質は同じなので、誤って使用してしまう方が続出しています。
アイラップに限らず、湯せんや電子レンジ対応としっかりと明記してあるポリ袋をご使用ください」
#拡散希望RTお願いします ←
— アイラップ【公式】 (@i_wrap_official) March 27, 2021
複数のネットニュースに、#アイラップ を結んでレンチンしてる画像が掲載されてしまっています…
袋を結んでレンチンすると…熱せられた蒸気が逃げ道を失い、袋が限界まで膨らみ破裂します…
なので…
【#絶対に結んでレンチンしないで】
_(:3 」∠)_ ください…! pic.twitter.com/dMAllNn4QE