2021年3月25日に放送されたトークバラエティー番組「アメトーーク!」(テレビ朝日系)に、タレントの有吉弘行さんが出演。自身がMCを務める番組に出演してほしい芸人をドラフト形式で選ぶ人気企画「芸人ドラフト会議」で発揮した、光る手腕が話題になっている。
個性派揃いの若手芸人を多数指名
第7回目の放送となる人気企画「芸人ドラフト会議」。今回は、有吉さんのほか、お笑いコンビ「タカアンドトシ」のトシさん、「麒麟」の川島明さん、「アンガールズ」の田中卓志さんが、「夜11時台に放送される『お笑い度の高い』冠レギュラー番組」を想定して指名することに。
注目の1巡目、トシさんは田中さんを、田中さんは川島さんを、川島さんはお笑いコンビ「ハリセンボン」近藤春菜さんと、ベテラン芸人を指名するなか、有吉さんはお笑いコンビ「宮下草薙」草薙航基さんといういわゆる「お笑い第7世代」から指名。その後、ほかの出演者が「ロバート」秋山竜次さんや「かまいたち」山内健司さんら安定感のあるメンバーを上位指名するなか、有吉さんは「蛙亭」岩倉美里さんを「感情な豊かな人が好き」、「レイザーラモン」HGさんを「『四千頭身』とか『ハナコ』とか、(HGさんの)股間に閉じ込められて終わり」と称賛し、順調にメンバーを固めていく。
大御所をまさかの最下位指名
そのほか、「三四郎」小宮浩信さん、昨年末「M-1グランプリ」(テレビ朝日系)で活躍した「ウエストランド」井口浩之さん、「アルコ&ピース」平子祐希さんら、個性派なメンバーを集結させ場を盛り上げる。しかし、最終7位には「その頑張りをみんな見てます」とまさかの「雨上がり決死隊」蛍原徹さんを指名し、オチをつけるのだった。
ほかの出演者と比較し、若手の後輩を多数指名しつつ、確かなバランス感覚を披露した有吉さんのセンスに対し、視聴者からは「若手伸ばそうとする有吉さんの優しさも、毎度先輩を最下位指名してオチに使う鋭利さも、総じて有吉さんの芸人愛感じるドラフト最高だった」「有吉と川島のラインナップを比較して、改めて有吉の『テレビウォッチャー視点の強い俯瞰性とプロデューサー目線』を感じる」「え!? 有吉さん岩倉ちゃん2位指名!?」などと反響があがっている。