「新型コロナウイルス感染症対策の観点でも適切ではない」
JR東海の広報担当者は、張り紙を掲示した理由についてこう述べる。
「大声での会話などにより、他のお客様のご迷惑となる場合があるほか、特定のお客様が長時間待合室を占有されると、その他のお客様がご利用になれない恐れがあります。また、新型コロナウイルス感染症対策の観点でも適切ではないことから、お客様のご協力をいただく必要があると考え、3月19日より掲示をしています」
JR東海が管轄する首都圏の東海道新幹線の駅では、品川駅のみでこのような張り紙を掲示したという。担当者は、飲食店への時短要請が各駅の集会の増減に影響したかは不明だが、今後も感染症対策へ協力してほしいと訴えた。
「引き続き、駅や車内においても、マスクの着用や飲食時の会話を控えるといった感染症対策にご協力をいただくとともに、他のお客様のご迷惑となる行為についても、お控えいただきますよう、重ねてお願いして参ります」