「待合スペースにおいて、長時間、複数人でのアルコールを伴う飲食はお控えいただきますようお願いいたします」
JR品川駅の新幹線待合所に掲示された張り紙がSNS上で話題になった。いったい、何が起こっているのか。J-CASTニュースは、この張り紙についてツイートしたユーザーと、張り出し主であるJR東海に取材した。
「なかなか混沌としていました」
ツイッターで注目されたのは、JR品川駅の在来線と新幹線の乗り換え改札付近にある待合スペースに掲示されていた張り紙だ。感染拡大防止の観点から、冒頭の注意書きを行っている。
張り紙についてツイートしたユーザーは取材に対し、緊急事態宣言発令にともなう食店への時短要請が始まった1月ごろから、同所で「宴会」をしているグループを見かけるようになったとする。
「主に平日の夜、特にスーツ姿の男性(40-50代が多いように思います)がグループで缶ビールやおつまみを囲んで宴会をしている光景が見られました。関西弁で仕事の話をしている人も見られたため、大半は出張帰りのビジネスマンかと思います。 中にはゴミ箱などをテーブル替わりに立ち飲みしているグループもあり、なかなか混沌としていました」
JR東海の広報担当者も26日、「最近待合室内で、特に夜間、複数人で長時間、飲酒をされるお客様が見受けられるようになりました」と回答した。