ビールのCMに出演している俳優の中に、今後の大河の候補がいる!?
さて、このような「傾向」に気付いてしまうと、人間たるもの、「予測」をしたくなるものである。つまり、「ビールのCMに出演している俳優の中に、今後の大河の候補がいるのではないか?」という思いが頭をもたげてくるのだ。
そこで、「近年のビールCM出演者の中から、今後、大河に出そうな俳優」を思い浮かべてみると......まず思いつくのは窪田正孝さんではないだろうか。窪田さんは2020年に「サッポロ ゴールドスター」のイメージキャラクターに就任しているが、同時に、2020年度前半の朝ドラ「エール」に出演し、すでにNHKへの貢献度は抜群。事実、長谷川博己さんは2018年度後期の「まんぷく」に出演しており、それを考えると、大河への出演が差し迫っているかのようにも感じられる。なお、同商品はリキュールであり、いわゆる「ビール風飲料」であってビールではないが、そこは、窪田さんのブランド力でカバーしていると判断して良いだろう。
また、「キリン一番搾り」のCMに出演中の満島ひかりさんも、大河に近い俳優と言えるのではないだろうか。満島さんといえば、その演技力の高さがたびたび話題になる俳優であるのはもちろん、近年は自らが納得できる仕事だけをするとも評されるなど、役柄へのストイックな態度がメディアで報じられるなどしている。となると、満島さん自身が、大河に出る前に自らの役柄が固定化してしまうような役での出演を控えているとも考えられるからだ。
また、この逆で、2023年放送の「どうする家康」で徳川家康役で主演する「嵐」の松本潤さんが、今後、何らかのビールのCMに出演するなどということもあるかもしれない。なお松本さんは、嵐としては2017年に「キリン一番搾り」のCMに出演していた。
これら、切っても切れない関係にあるかもしれない「大河ドラマ」と「ビール」の関係を意識しながら大河を見るというのもまた一興といったところではないだろうか。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)