2021年3月25日、アニメソングの特番「アニソンバトルBEST20」(テレビ朝日系)が約3時間にわたり放送された。
ツイッター上では多数の関連語がトレンド入りを果たすなど盛り上がりを見せた一方で、一部視聴者からは「カバーは無くてよかった」という声もあがっている。
「カバーしか歌わないのがもったいないレベルの人達」
同番組では、1995年から2000年の約25年前にヒットしたアニメソングと最近ヒットしたものを交互にランキング形式で発表した。オーイシマサヨシさん、倖田來未さん、高橋洋子さんをはじめとする人気歌手も登場し、SNS上は大盛り上がりとなった。
しかし一部視聴者からは、「カバーが多すぎる」と言う声も上がっている。こうした演出についてツイッター上では、このような投稿が見られた。
「なんでカバーばっかなん?こんなんカラオケやん」
「出てくれたアーティストの無駄遣いなランキングだったな...普通に持ち歌聞きたかったわ...」
「カバーしか歌わないのがもったいないレベルの人達呼んでる...結構なレベルのアニソンフェスできるぞこの面子」
例えば、人気アニメ「月刊少女野崎くん」の主題歌「君じゃなきゃダメみたい」などで知られるオーイシマサヨシさんは、Eveさんの「廻廻奇譚」をカバーした。テレビアニメ「マクロスF」で多数の歌を担当したMay'nさんも、自身の持ち歌ではなくYOASOBIの「怪物」を披露。こうした大人気アーティストの本人歌唱に期待する声も少なくなかったようだ。
とはいえカバーが多いことについて、「大物アニソン歌手のカラオケ」として楽しめたという声や、出演者のスケジュールなどを推察し「しょうがない」と番組側に同情する声もあった。