開始直前になっても相次ぐ辞退者
3月に入っても辞退者の判明は相次ぎ、5日には琉球新報が、モデルの知花くららさん(38)が沖縄県に対し、事務所を通じて同日にランナーを辞退することを連絡したと報道。翌6日には俳優の窪田正孝さん(32)と「TOKIO」が、それぞれ2020年10月と12月にランナーを辞退していたとの報道が飛び出した。
さらに、10日にはアテネパラリンピックとロンドンパラリンピックの背泳ぎでそれぞれ銀メダルと金メダルを獲得した秋山里奈さん(33)が、五輪開催への疑問を理由に2日にランナーを辞退していたと報じられるなど、辞退は加速の一途をたどる事態に。加え、17日には俳優の香川照之さん(55)とマラソンの大迫傑選手(29)の辞退が判明した。
そして、リレー開始前日の24日には第一走者に予定されていた澤穂希さん(42)、俳優の黒木瞳さん(60)と広末涼子さん(40)、フィギュアスケートの宇野昌磨選手(23)、ノルディックスキー複合男子の渡部暁斗選手(32)とスキージャンプ選手の丸山希さん(22)の辞退も判明。そして、聖火リレー開始日の25日には、落語家の笑福亭鶴瓶さん(69)の辞退も明らかになった。
これら続出した著名人ランナーの辞退者だが、J-CASTニュース編集部調べでその総数は30人(保留者を含む)。まさに大量の辞退者を出す結果となったが、その一方で、新たに代走者が続々と選ばれているのもまた事実だ。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)