角界OB舞の海氏は白鵬に厳しい意見
角界OBで相撲解説者の舞の海秀平氏(53)は、5場所連続で休場した白鵬に対して厳しい意見を述べている。
舞の海氏は、白鵬の休場が決まった3月場所3日目のNHK大相撲中継で解説を務め、「横綱でもない私が袋だたきを承知で言わせてもらうとですね」と前置きしてから持論を展開した。
「過去にはおそらく1年くらい休ませてもらえたら、もうちょっとやれるのになと思いながらも去って行った横綱っていると思うんですよね。でも、なぜやめたかっていうところですよね。それは自分の事情とか感情よりも、横綱の地位とか名誉とかというものを守ってきたからこそ、それを大切に思ったからこそだと思うんですよね」
このような舞の海氏の意見に同調する角界関係者もおり、白鵬に対して横綱の責務として自ら身を引くことを勧める声も見られる。
鶴竜は場所後の横綱審議委員会の会合を待たずして自身の進退を決した。一人横綱となる白鵬は7月場所で進退をかけることになるのか。いずれにせよ白鵬に残された時間はそう多くはない。