昨シーズン最下位オリックスは若手投手に期待
橋上氏が4位と予想したのは、昨シーズンリーグ最下位のオリックスだ。
「4位にはオリックスを推したい。オリックスには山本投手、山岡投手、田嶋投手ら若くて伸びしろがあり、これから楽しみな投手が多いです。オープン戦をみてみると攻撃力に物足りなさを感じるが、投手力は整ってきています。投手力を全面に出せれば4位までは十分に上がれると思う。西武とは逆に投手で試合を作って少ないチャンスで得点する。このような展開を多くできればある程度勝ち星を重ねていくことが出来るでしょう。堅実な試合が出来れば5割近辺でいけると思います」(橋上氏)
橋上氏はロッテを5位、日ハムを6位と予想。また、ロッテの佐々木朗希投手については「1軍で十分勝てる」と高く評価し、今シーズンの活躍に期待を寄せた。
「ロッテは昨シーズン2位までいきましたが、今年は昨年と比べて上積みが感じられません。注目の佐々木投手はローテーションで回していくのは体力的にも難しいでしょうが、1軍で十分勝てると思います。ローテーション投手に向けて着実に段階を踏んできているように見えます。投球フォームもだいぶ固まってきているし、いい形での進化がみられます。
日ハムに関してはオープン戦をみてもパ・リーグのチームが上位を占めているなかで、なかなか勝ち星を挙げられないでいた。エースの有原投手が抜け、チームに残留した西川選手が精彩を欠いている。上に推せる要素があまり見当たらないというのが正直なところです」(橋上氏)