「お、ねだん以上!のメニューを取り揃えております」――。ニトリホールディングスの子会社が、ファミレス事業に参入した。
家具チェーンで磨いた経営手法や、ステーキ専門店のフランチャイズ運営で培ったノウハウを生かし、試験的に開業した。
肉料理主体、幅広い層ターゲット
ニトリパブリックは2021年3月18日、ニトリ梅島ショッピングセンターの敷地内にファミレス「ニトリダイニング みんなのグリル 環七梅島店」(東京都足立区)をオープンした。4月27日には、複合施設「ニトリモール」(神奈川県相模原市)周辺への出店を控える。
公式サイトによれば、看板メニューは「チキンステーキ」と「チキングラタン」。価格はいずれも税込500円。ハンバーグやリブステーキなど肉料理が主体で、スイーツやサラダバー、アルコール飲料も揃える。
店のコンセプトは「お子様からご年配の方、お一人様まで幅広い方々に気軽に足を運んでいただけるお店をつくりたい、という思いから生まれた【みんなのグリル】です」と掲げ、「チキンステーキやグラタンなどお、ねだん以上!のメニューを取り揃えております」と訴求する。
ニトリパブリック外食事業部の担当者は3月23日、J-CASTニュースの取材に、出店は試験的な取り組みだと明かした。