「いきなり!ステーキ」1号店が閉店へ、銀座から姿消す 「ここは死守すると...」消費者衝撃

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   ステーキ専門店「いきなり!ステーキ」の第一号店が、不採算のため2021年3月末で閉店する。

  • 銀座四丁目店公式サイトより
    銀座四丁目店公式サイトより
  • 店の外観(Googleマップより)
    店の外観(Googleマップより)
  • 銀座四丁目店公式サイトより
  • 店の外観(Googleマップより)

銀座から撤退

   幕を下ろすのは、2013年12月開店の銀座四丁目店(東京都中央区)。いきなり!ステーキの開業一号店だ。3月22日に店の公式サイトなどで発表された。

   創業の地ともいえる銀座では、最盛期には「銀座インズ店」「銀座六丁目店」「銀座四丁目店」の3店舗を構えていたが、来月以降はいずれも姿を消すことになった。

   閉店の知らせはSNS上で「ここは死守すると思ってました」「悲しすぎる」と驚きを持って受け止められている。

   運営会社のペッパーフードサービスは23日、J-CASTニュースの取材に、閉店理由を「不採算店舗であるため」と説明する。

「8年間の長きにわたるご支援に、大変感謝しております。また、一号店という事もあり、お店に愛着をもって下さっていたお客様、ご愛顧頂いていたお客様には大変心苦しい思いです。これを機に、より一層の努力を重ねて参ります」(広報担当者)

   窮状が続くいきなり!ステーキでは、看板を守るために打開策を相次いで打ち出している。21年2月からキッチンカーを始め、テイクアウト需要の取り込みを狙う。3月からは原点回帰と称し、主力商品を期間限定で値下げした。

   2021年2月の売上は前年同月比54.2%減(前月比4.7%増)、客数は28.5%減(同4.2%増)、客単価は14.0%減(同2.0%増)と、前月比では若干の回復傾向を見せている。

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