橋本奈々未、齋藤飛鳥、小坂菜緒... 坂道メンバーはなぜ「他人の不幸話」が大好きなのか

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乃木坂は「不幸話グランプリ」、櫻坂は「アンラッキー大賞」...

   「不幸話をネタにする」というのは、時々坂道グループで起きる現象のようだ。

   乃木坂46の橋本奈々未さん(2017年卒業)は、2013年に生田絵梨花さんが洗剤を落として足の指を骨折してしまった話を笑いながら語ったことがきっかけで、他人の「不幸大好き」キャラが定着、「乃木坂工事中」(テレビ東京系)で彼女のためにメンバーがそれぞれの不幸な話を暴露し、どれだけ笑えるかを橋本さんがジャッジする「不幸話グランプリ」企画に発展した。

   この企画を引き継いだ形になったのが齋藤飛鳥さんである。2019年に同番組で「不幸話グランプリ! 2019」が行われ、彼女がメンバーの不幸エピソードをジャッジ。「お祓いに行かなかったらくしゃみと鼻水が止まらなくなった」(星野みなみさん)「自転車通学で転倒してドブに突っ込み泥まみれになったことがある」(賀喜遥香さん)などのエピソードが明かされていた。

   櫻坂46では、改名直前の欅坂46時代の「欅って、書けない?」(テレビ東京系)20年8月9日放送回で「有美子会長のベル争奪!欅坂46アンラッキー大賞」が開催され、関有美子さんにより不幸話がどれだけ面白いかジャッジされていた。

   とはいえこれらも「不幸なことこそ誰かが笑ってあげないと本当に不幸になっちゃう」(橋本さん)のような柔軟な発想が根底にあるようで、メンバーそれぞれの小さなことでも話題をつくってあげたいというプラス志向でもあるだろう。

   楽曲センター経験も多く、モデルにドラマにと活躍めざましい小坂さんだが、「不幸話大好き」キャラクターがクローズアップされればやがては彼女による「不幸話ジャッジ」も姉妹グループのように独立企画になるかもしれない。

(J-CASTニュース編集部 大宮高史)

   (3月23日11時追記:「日向坂で会いましょう」の放送局が誤っていましたので、修正しました)

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