モデルの水原希子さん(30)が、「ヌード」についての考えをインスタグラムに投稿し、ネット上で話題になっている。
今回の投稿に、ネットでは賛否が分かれた意見が出ているが、その一方で、水原さんの持論から思い出されるのが、彼女がこれまでにインスタにアップしてきた写真の数々だ。
「"ヌード"という言葉をタブーな物」と...
水原さんは2021年3月20日、「本日からPARCO MUSEUM TOKYO で開催されている"夢の続き Dream blue"の展覧会にお越し頂いた皆さま たくさんの温かい言葉を頂き、胸がいっぱいです。ありがとうございます」などとして、現在開催中の自身の写真展の巨大パネルを前に本人がポーズを決める写真をアップした。
さらに、今回の展示では、大自然の中で撮影したヌード写真も披露していることから、水原さんは
「"ヌード"という言葉をタブーな物、どこかネガティブに捉えられてしまう雰囲気があるなぁと感じています」
ともつづっていた。
こうした投稿に対してネット上では、「自由にいろんな事を表現していって欲しい」といった声援がコメント欄に殺到しているが、その一方で、この投稿について報じたニュースのコメント欄には「見せる、見られるのが商売の人と、そうじゃない人との違いもあるから一般論みたいに語られると困るな」といった、水原さんの主張に否定的な声も出ている。
こうした議論の中で思い出されるのが、水原さんのこれまでのインスタグラムへの投稿だ。
インスタ投稿めぐり何度も騒動が
2014年12月、水原さんはインスタグラムに、白いパンツをはいた女性の股間のアップ写真を投稿。このため、写真を見たネットユーザーから、写っているのは水原さんではないかとする声が上がるなど、一時、ネット上が騒然とする事態となった。
これに対し、水原さんは「この写真に過剰に反応してる方がいますが、これは私ではないのでご安心して下さい。これはLina scheyniusという写真家さんの作品です」と説明したため事態は沈静化したが、一部からは「そういう問題じゃない」といった批判の声がくすぶってしまったのだ。
翌2015年の5月、水原さんはまたもネット上で議論を呼ぶ1枚をインスタグラムに投稿。今度は、水原さんの胸部に乳首を思わせる突起が確認できる写真であり、写っているのは紛れもなく本人。このため、写真に対して一部から「下品」とする声も出た。
その後も、水原さんは散発的にネットユーザーを驚かせる投稿を行っている。
同年8月には「FUCK YOU」と書かれたTシャツを着た本人の姿がアップされて大騒動になったほか、17年10月には「週刊プレイボーイ」のオフショットとして尻にパンツが食い込んだ写真をアップ。さらに、18年11月には雑誌の表紙として撮影された股間を左手で隠しつつ、全裸にジャケットを羽織った写真を投稿し、そのたびにネットをザワつかせてきた。
このように、過激とも取れる写真を数々アップしてきた水原さんだけに、今回のヌードに関する持論に対してネット上には、「別にあえて見せる必要性もないと思うけどね、わざわざそこにポジティブな言い訳も要らないし」という声が。
その一方で、これまでのインスタ写真と今回の投稿に一貫性を感じたのか、ネット上には「この方の感性や考え方に大変共感します。応援してます」といった声も出ていた。
なお、今回の投稿について水原さんはメッセージ欄で、「ヌード、裸体は私達のありのままの姿であって、もっとポジティブに多様な捉え方があってもいいなと思うのです」ともつづっていた。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)