東京五輪公式ショップ、半数以上が五輪前に閉店 なぜこんなことに?事務局に聞いた

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「コロナ感染拡大の影響であると事業者より聞き及んでいる」

   その後も、ツイッター投稿やメディアの報道を見ると、全国の各店では、コロナ禍もあって、客がいない時間が多いとの指摘が出ていた。投稿写真を見ると、公式ショップのレジに店員がおらず、他店で会計というケースもあったようだ。

   そして、府中店のように、「諸般の事情」として閉店に踏み切る店があるとの報告がツイッターで相次いでいた。

   公式ショップのサイトによると、3月16日現在で、全国の49店が閉店しており、オープンしているのは35店のみだ。ただ、五輪が近づいたためか、近くオープン予定が4店ある。営業再開するというのも1店あった。

   ショップを運営している大会組織委の内部組織「東京2020ライセンシング事務局」は19日、五輪開催前の府中店閉店について、J-CASTニュースの取材にこう説明した。

「販売事業者さまのご判断のもと、組織委員会としても協議を進めた結果となります。
新型コロナウイルス感染拡大の影響であると事業者より聞き及んでおります。再オープンにつきましては、現時点では未定となります」

   全国で続々閉店している理由や今後の見通しについては、次のようにコメントした。

「閉店につきましては、2020年5月の組織委員会記者懇談会にてご説明をさせて頂きました通り、販売事業者さまのご判断のもと、組織委員会としても協議を進めた結果となります。
2020年5月下旬より一部の店舗の閉店を開始しております。また、既に公表させて頂いております通り2021年3月から4月前半にかけて4店舗の再オープンを予定しており、4月後半以降も追加オープンの予定がございます。
今後の再オープン及び新規店舗のオープンにつきましては、準備が整い次第順次公表をさせて頂きます」

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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