「みんなが少しトランスジェンダーになってみたらいいのでは」 台湾オードリー・タン氏、小学4年生に語った多様性

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「みんなが少しトランスジェンダーになってみたらいいのではないか」

   若い世代ができることとして、「みんなが少しトランスジェンダーになってみたらいいのではないか」とも。台湾では、男の子の親から「ピンクのマスクでは学校に行きたがらない」という相談が寄せられ、新型コロナ対策の記者会見で登壇者全員がピンクのマスクをつけたというエピソードが広く知られている。このことを念頭に、タン氏は

「皆が好きな色を好きなようにつけるようにできたら、少しずつでもひとりひとりがトランスジェンダーになるということだと思うので、そういうことから始めるといいと思う」

と述べた。さらに、どうすれば多様性をもたらすことができるかについては、多数派と異なる人を「いじめる」ような動きについて、「『そういうのはだめだよ』と声をあげていくことが大事」だと説明。その上で、「声をあげる」ことの重要性を強調した。

「そうでないと、反対の声がどんどん強くなってしまう。社会の中で声をあげていく。そのことで『いじめ』というものが、コミュニティや社会の中でなくなっていくと思う。その中でメディアや、本を書く人の役割は大きい」

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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