サンチェス「相棒」として存在クローズアップ
今シーズン、巨人の正捕手は、大城、炭谷銀仁朗(33)、小林誠司(31)、岸田行倫(24)らで争われているが、現段階で大城が大きくリードしている状況だ。オープン戦では持ち味の打撃で存在感をみせ、17日時点で打率.304をマークしている。「打てる捕手」として首脳陣の信頼を勝ち取りつつある大城だが、リード面においては課題を残す。
また、16日に行われた中日とのオープン戦ではエンジェル・サンチェス投手(31)が先発し、大城がマスクを被った。サンチェスは5回3分の1を投げて4安打3失点と、課題を残す内容だったが、ネット上では大城との「相性」を問う声が上がり、サンチェスの「相棒」として小林の存在がクローズアップされた。
その小林はオープン戦で打率1割台と低迷が続いており、課題克服に至っていないのが現状だ。それでもリード、守備力における評価は変わらずに高い。G党の期待も大きく「正捕手返り咲き」を願う声は決して少なくない。