作者に無断でセリフ改変、時代劇漫画誌が謝罪 「またやられてた!」告発ツイートで発覚

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「編集者倫理教育をより一層徹底し、再発防止に努めて参る所存です」

   J-CASTニュースは15日、リイド社に(1)セリフの変更はなぜ、どのような経緯で行われていたのか(2)再発防止などの取り組みは行っているのか(3)単行本の交換対応などは行うのかなどを取材で尋ねた。

   こうした質問に対し、同社の「コミック乱ツインズ」の佐藤真吾編集長は17日午前、こうメールで回答した。

「『鬼切丸伝』の件についてですが、これは当時、掲載誌であった月刊コミック誌『コミック乱ツインズ』で発生しました。楠桂先生のTwitter発信を確認後、早急に社内調査を行い 現時点でお答えできることはコミック乱ツインズ公式Twitter(@ComicRanTwins)にて 発信しておりますので、そちらをもってご返答とさせていただきます」

   コミック乱ツインズ公式ツイッター上に公開された「SNS上での楠桂先生の『鬼切丸伝』 セリフ無断改変に関する発信についての読者の皆さまへのお詫び」と題した文書では事の経緯を説明したうえで、

「弊社編集部では、セリフ変更に際して、都度、著者へ相談し、著者合意の上で変更することを徹底しておりますが、本件に関し、雑誌掲載時および単行本化の際に、著者である楠桂先生への相談を怠り、楠桂先生並びに読者の皆様へご迷惑をおかけしましたこと、ここに深謝いたします 今後、弊社では編集者倫理教育をより一層徹底し、再発防止に努めて参る所存です。皆様には重ねてお詫び申し上げます」

と謝罪した。

   そのうえで楠さんに対しては経緯説明と謝罪を行い、今後は追加調査を共同で行いながら、今後の対応について協議していくという。

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