在京中国大使館「米国の一部政治屋は科学を無視」 ウイグル問題めぐりツイート

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   中国政府がツイッターを使った外交戦を展開する中で、在京中国大使館からも激しい言葉でツイートが発信されている。中国側が特に神経をとがらせる、新疆ウイグル自治区をめぐる問題への反応だ。

   大使館アカウントは、中国側の主張に沿ったツイートばかり投稿する匿名アカウントの書き込みを紹介しながら、米国のポンペオ前国務長官を念頭に「米国の一部の政治屋がとにかく科学を無視する癖があります」と批判した。

  • 在京中国大使館のツイート。米国のポンペオ前国務長官の発言を念頭に置いているとみられる
    在京中国大使館のツイート。米国のポンペオ前国務長官の発言を念頭に置いているとみられる
  • 在京中国大使館のツイート。米国のポンペオ前国務長官の発言を念頭に置いているとみられる

ポンペオ氏に報道局長「重ねたうそは数え切れない」

   新疆ウイグル自治区の少数民族が中国政府に迫害されているとされる問題では、ポンペオ長官(当時)が2021年1月、ジェノサイド(集団虐殺)と人道に対する罪に認定したと発表。中国外務省の華春瑩報道局長は記者会見で、

「ポンペオ氏がここ数年で重ねたうそは数え切れないほどで、今回の件も、その捏造(ねつぞう)のひとつに過ぎない」

と反発していた。

   在京中国大使館によるツイートは、最近の北京の様子や、国営メディアによる記事を紹介したり、華春瑩氏による英語のツイートをリツイートしたりする内容がほとんどだ。だが、3月16日のツイートは少し様子が違った。

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