クイズ・パズル・謎解きの作家集団「クイズ法人 カプリティオ」が2021年3月15日、YouTubeチャンネル「カプリティオチャンネル」で「【トム・ブラウン】みちおが言いそうなことでクイズしてみた結果www」と題した動画を公開し、予測不能な答えの数々に反響があがっている。
みちおさんの「つかみ」になぞらえた「bot」の投稿から出題
クイズの題材となったのは、ツイッターで17日昼現在17万人のフォロワーを獲得している「みちおが言いそうなことbot」(以下、みちおbot)。その名のとおり、M-1グランプリ2018ファイナリストであるお笑いコンビ、トム・ブラウンのボケ担当、みちおさんが「言いそう」なフレーズを投稿するアカウントとして人気を集めている。
みちおさんといえば、「ハマグリは、貝ごと飲み込みます!」など突拍子もないことをネタのつかみとして話し、ツッコミ担当の布川ひろきさんが「キャー!」と言って頭を叩くのがお決まり。「みちおbot」ではこれになぞらえたさまざまなネタが投稿されてきた。ツイートが始まった2020年10月頃は非公式であったものの、同年12月にはみちおさん本人から認知、許可をもらったといい、みちおさんも同アカウントについてツイッターで「本人より人気ある~!!!」とネタにしたことがある。
今回のカプリティオの動画では、そんな「みちおbot」のツイートを出題者が途中まで読んだうえで、回答者が続きを想像し、早押しで答えるクイズ企画だ。正解は1ポイント、誤答はペナルティなし、正解だった場合は本家のネタに沿って、出題者でカプリティオのメンバー、石野さんが「キャー!」と言うルールとなっている。
「知らない家の網戸で」→「大根をおろします」、「カブトムシに」→「aikoを歌わせます」など、みちおbotのつかみは歴戦のクイズ王たちも予測不能の展開を繰り広げた。出題は全部で5問。大活躍を見せたメンバーのATさんは「ここら辺が一番面白いかなっていうラインが上手く噛み合った」、カプリティオの代表・古川洋平さんは「答えがこの世にないものが好き」とクイズを楽しんだ様子。同じく回答者として参加していたメンバーのリコさんは「アシスト止まりになってしまった」と苦笑していた。
動画のコメント欄では「大喜利的な回で面白かったです!」「大喜利法人カプリティオ?!?」といった普段のクイズ動画とは毛色が異なる動画に驚きつつも、ファンからの高い評価がうかがえるコメントも多く見られた。カプリティオチャンネルでは過去、スピードワゴン井戸田潤さん扮する「ハンバーグ師匠」とのコラボ動画もアップしており、芸人ネタの動画を期待する声もあがっている。