「もともと周囲の声などは気にならないタイプ」
12日のレイズ戦後、澤村は日本よりも硬いメジャーのマウンドへの早期適応を口にし、「神経質になりすぎた」と振り返っている。前回同様、この日も制球に苦しみ押し出し四球で失点するも、澤村は「もう上がっていくだけなんで」と前向きなコメントを残している。
メジャーのマウンドで結果を残せない澤村に対してネット上では「このままではマイナー落ち」「メジャーでは通用しない」などと厳しい声が上がっているが、澤村をよく知るプロ野球関係者は澤村の可能性について次のように言及した。
「澤村は巨人にいる時、巨人の看板であり伝統、その重圧に苦しんだ。それがロッテに移籍し、それらから解き放たれたことで変わりました。制球難は相変わらずだったが、表情豊かにノビノビと投げていた。本来の澤村の姿を取り戻した感じでした。メジャーでは失うものはないはず。もともと周囲の声などは気にならないタイプですし、それが一番の強み。最初は滑りやすいボールや硬いマウンドに苦しむかもしれないが、これは慣れていくしかない」