ベテラン親方は「3年前あたりから下半身に衰えが」
「3年前あたりから下半身に衰えが見え始めた。白鵬は相撲がうまいので、なんとかごまかしながら相撲をとってきたが、ここ最近はさすがにごまかしがきかなくなってきた。今場所は下半身に張りがなく、表情もどことなく冴えなかった。白鵬の相撲を支えてきたのは軟らかい強靭な足腰。全盛期の相撲を見ているだけに寂しさはあるが、最近の相撲を見ると限界を感じる。次に出場する場所が最後となる可能性はあるでしょう」(ベテラン親方)
白鵬は19年9月に日本国籍を取得し、日本相撲協会が定める年寄名跡襲名の条件をクリアしている。また、現在空いている名跡の取得へ向けて調整が進んでいるとの報道もあり、現役引退後も協会に残る方向にあるようだ。
3月11日に36歳の誕生を迎えた白鵬。史上最多の44度の幕内優勝を誇り、これまで数々の記録を打ち立ててきた大横綱は果たして復活できるのか。7月の名古屋場所に進退をかけて臨む。