イタリアンレストランのサイゼリヤは2021年3月17日のグランドメニュー改定から、これまで「プチフォッカ」(小サイズのパン)を付けて提供していた「プロシュート」を、プロシュート単独での提供に切り替えると発表した。
サイゼリヤは「発売以来、破格の値付けでありました」と説明。単独提供への切り替え後も、価格は据え置きとなる。
「合わせて食うの美味かったのに」
サイゼリヤ公式サイトのメニュー紹介によると、プロシュートはパルマ豚を原料に、職人の手によって1年かけて熟成されたイタリア・パルマ産の生ハム。価格は通常サイズ400円、Wサイズ800円(いずれも税込み、20年12月改定時点)。「プチフォッカ」が付いてくることも特徴だった。
今回発表された「プチフォッカ付き」での提供終了は「前菜としての素早い提供と、様々なメニューとの組み合わせやすさを重視」した結果だという。また、「発売以来、破格の値付けでありましたので、価格は据え置かせていただきました」としている。
ツイッター上では「あれ合わせて食うの美味かったのに」「今度から一緒に頼まないとだ」と惜しむ声が聞かれている。プチフォッカ単品の価格は150円(税込み)、単品よりも量が少ないセットプチフォッカは100円(同)だ。
また、今回のグランドメニュー改定では「エビと野菜のトマトクリームリゾット」「ハヤシ&ターメリックライス」「シーフードパエリア」の提供が「一旦お休み」に。これら3商品については「より価値の高い商品を目指して改良してまいります」としている。