もはや春の風物詩と化していた、土屋太鳳の「留年報道」を振り返る

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   俳優の土屋太鳳さん(26)が2021年3月15日、日本女子体育大学を卒業したことをインスタグラムで報告した。

   土屋さんの卒業報告に対しては、「本当におめでとうございます!!! お仕事と勉学の両立大変だったかと思います!泣ける」といった祝福の言葉がコメント欄に続々と寄せられているほか、各メディアが一斉に報じるなど大きな話題となっている。

   ただ、その一方で、「毎年この時期は土屋太鳳の留年ニュースが風物詩だったのにとうとう卒業」といったツイートもネット上に上がってしまっているのだ。

  • 土屋太鳳さん(2019年撮影)
    土屋太鳳さん(2019年撮影)
  • 土屋太鳳さん(2019年撮影)

「土屋太鳳、まだ大学行ってたの!?」

   投稿で土屋さんは「2021年3月15日、私は8年間学んだ日本女子体育大学を卒業いたしました」とメッセージ欄で報告。続けて、「大学で出会った方々、支えてくださった方々、近くで遠くで応援してくださったり見守ってくださった方々、本当に本当に本当に...ありがとうございます」と、感謝の言葉をつづっている。

   1年前となる2020年1月。各メディアはこぞって、土屋さんの留年について報道。「女性自身」(2月11日号)は土屋さんについて、「8年生として、来年には卒業できるよう努力しているそうです」との関係者からの話を引用しつつ、この時点ですでに大学7年生になっていた土屋さんが8年生を満了した上での卒業を決意したと報道したのだ。

   同号の発売日(1月28日)前後といえば、私立大学は試験やレポート提出真っ盛りの時期であり、まさに、「生々しい」話が飛び出したことにネットの注目はうなぎ上り。このため、1月31日には「日刊大衆」が、「土屋太鳳、大学8年生に『まだ行ってたの?』多留年芸能人の末路」との見出しで、すでに「留年の大先生」となってしまった土屋さんをイジる記事を配信しているほどである。

   そこからさかのぼること1年強。週刊新潮(2019年1月3・10日合併号)は、土屋さんについて「3年生以降はなかなか学校に来られていないようなので」との関係者の話を引用しつつ、やはり、土屋さんが留年の見込みであることを報じていた。

   併せて、土屋さんを担当するマネージャーからの話として「卒業できるのか、本人からは何も聞いていない」とのコメントも掲載しており、その卒業が側近にも定かではないという危うい状況であることを報じていたのだ。これらを見ると、確かに、土屋さんの留年ニュースが「春の風物詩」となっていると言っても過言ではない状況になっていたことが分かる。

4年前にはインスタで「実は大学の同期も今日が卒業式でした」

   さらに、2017年には土屋さん自身が留年に言及していた。2017年3月15日、土屋さんはインスタグラムで「卒業シーズンですね...!実は大学の同期も今日が卒業式でした。せめてお祝いに行きたかったけれど...そのぶん、しっかり心を送りました」と、自身よりも先に卒業していく同窓生への思いを報告。さらに、「本当にいろんな思いや意味が込められてると思う」「私の卒業はまだまだ、がんばらねばでござる。がんばります」と、卒業への思いを新たにしたことを明かしていたのだ。

   それからちょうど4年後、土屋さんは、見事、日本女子体育大学を卒業したことを発表した。前述の本人からのメッセージには「学んだことを心の栄養にして人生と仕事に生かし、恩返しをしながら、巡らせていきたいと思います」といった箇所もあるところからして、まさに、万感の思いを胸にしながらの卒業なのではないだろうか。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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