夫婦生活破綻の核心を突いた 「知ってるワイフ」のセリフに共感広がる

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   人気アイドルグループ「関ジャニ∞」の大倉忠義さん主演ドラマ「知ってるワイフ」(フジテレビ系)第10話が2021年3月11日に放送され、夫婦関係のこじれをリアルに描いたシーンに続々と反響があがっている。

  • 広瀬アリスさん(2015年撮影)演じる「澪」が伝えたこととは?
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  • 「知ってるワイフ」番組公式ツイッター(@WifeShitteru)が最終回の予告も紹介。
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元春は、澪にワンオペ家事・育児を押し付けていたことを謝罪するが...

   大倉さん演じる剣崎元春は、結婚5年目の2児の父で冴えない銀行マン。妻の澪(広瀬アリスさん)に家庭のことを任せっきりで、「ワンオペ育児」状態になっている。すっかり互いを疎ましく感じるような夫婦関係に陥ってしまったとき、元春の前に「タイムスリップ」を可能にしてくれる謎の男が現れて...というストーリーだ。

   第10話では、元春が澪に、元の世界線では夫婦関係であったこと、タイムスリップして過去を変えたことを告白。「バカげている」とにわかに信じられない澪だが、元春に説明された内容と、たまに見る奇妙な夢や母・久恵(片平なぎささん)の妄想に共通点があることに気付き、納得せざるをえない。

   後日、元春を喫茶店に呼び出し、なぜ結婚生活がうまくいかなかったのかと尋ねる。すると元春は、「俺が澪のこと全然見てなかったから。仕事にかまけて、家事や育児を押し付けて、澪のことないがしろにして...」と謝罪しながらも、「建石さんには他にふさわしい人がいる」と言って店を出てしまう。

「澪ちゃんの言うとおり」

   澪や沙也佳、同僚の津山... 自分の存在がみんなを不幸にしていると、すっかり人生を諦めた元春。しかし、あきらめきれない澪は、元春を海デートに誘いだし、夫婦関係だった2人について「(元春が)ずっと色々支えてくれたのに、それが当たり前になって感謝の気持ちがなくなったのかもしれない」「家事と育児が大変なとき、どうしてほしいかちゃんと伝えなかったのかもしれないです」と想像しながら「反省」。そして、「絶対どちらか一方が悪いなんてことないと思います」と、結婚生活の破綻は元春だけのせいではないと伝えるのだった。

   このシーンをめぐり、視聴者からは「澪ちゃんの言うとおり、一方だけが悪い訳じゃないよね。 会話が大切なんだよね」「(澪は)元春に気を遣ったのではなく夫婦生活破綻の核心を突いたのだ」「夫婦なんだから言わなくても解るでしょってのは良くないよ」「今までずっと『澪をモンスターにしたのは元春』っていうスタンスで描かれてたけど、今日建石さんが、澪にもきっと非があった、どちらか一方が悪いことはないっていう視点を加えて、このドラマのメッセージ性を実感できた」などと共感する声が多くあがっている。

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