6人組アイドルグループ「V6」が解散すると、所属のジャニーズ事務所が2021年3月12日夕方に発表した。解散日はデビュー記念日の11月1日としているほか、メンバーの森田剛さん(42)は解散日以降に事務所を退所するとも発表。これに対し、ツイッター上ではV6ファンの驚きの声がこだましている。
「謎にV6は解散しないとか根拠のない自信があった......」
その中でも多いのが「V6は解散しないと思ってたのになぁ...」と、まさに、虚を突かれたと言わんばかりツイートだ。同様の声は他にもあり、あるツイッターアカウントは「なんだかんだ解散しないよなーと思ってた矢先に解散ってマジかって感じ」と、V6に解散話は無縁であるとの思いを打ち砕かれたと驚くツイートを行うなど、その衝撃の大きさをつづっている。
ジャニーズ事務所といえば、2019年7月にジャニー喜多川社長が死去してからというもの、翌2020年には元「SMAP」の中居正広さん(48)や元「NEWS」の手越祐也さん(32)が事務所を退所したほか、大みそかには元「少年隊」の植草克秀さん(54)と錦織一清さん(55)も退所。さらには、2021年3月末には「TOKIO」の長瀬智也さん(42)が退所予定であり、人材流出が継続。また、2016年の大みそかにはSMAPが解散したほか、2020年の大みそかには「嵐」が活動休止となるなど、所属芸能人の活動に大幅な変更が発生する事態が相次いでいる。
V6については1995年のデビュー以来、そのような「お家騒動」的な動きは皆無と言って良い状況だったため、ファンの間ではいつしか、「V6」はジャニーズ事務所の「優等生」であるとの認識が広がっていた感は否めない。現に、前述のグループ以外では「NEWS」や「KAT-TUN」は脱退者が多いグループとして知られるなど、ジャニーズ事務所において「安定性」が高いグループはそれほど多くはないのが実情だ。このため、ネット上には前述のものの他にも、「謎にV6は解散しないとか根拠のない自信があった......」といった驚きの声が続々と上がる事態となっている。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)