福島第1原発「再爆発の可能性」、中国でデマ拡散 現地メディア「誤訳」きっかけに

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記事修正されても配信先では「再爆発の可能性」残ったまま

   つまり、2011年の事故時は「水素爆発につながったおそれもある」というNHKの報道を、中国側は現時点の状況として「新たな爆発を引き起こす可能性がある」と誤解したわけだ。

   問題の記事は20時30分過ぎに、「新たな爆発」に関する文章が削除され、見出しも「廃炉スケジュールに遅れの可能性」に差し替えられた。

   ただし、記事の変更が反映されず、「再爆発の可能性」の記事が載ったままのサイトも多い。こういった記事のコメント欄には

「東京オリンピックは開催できますか?あきらめるべきだと思います」
「10年経ちましたが何もしませんでした」

などの声がある一方で、元々の記事が修正されたことに気付いて

「フェイクニュース。日本語が読めないのか」

と、サイト側を非難する声もある。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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