ドランクドラゴン鈴木拓、1年続けたYouTubeの初収益わずか「800円」 独特すぎる動画は伸びしろアリ?

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   お笑いコンビ・ドランクドラゴンの鈴木拓さんが2021年3月8日、自身のツイッターを更新し、YouTubeの初収益がわずか800円だったことを明かした。

   その少なさに驚きの声が多数上がり、メディアでも取り上げられるなどしたが、かと言って10日現在、再生数が大きく伸びたわけではないようだ。

  • YouTubeチャンネル「鈴木拓 Kayak Fishing in Japan」の動画より
    YouTubeチャンネル「鈴木拓 Kayak Fishing in Japan」の動画より
  • YouTubeチャンネル「鈴木拓 Kayak Fishing in Japan」の動画より

「事務所に1割引かれて720円! やったぜ!」

   鈴木さんは8日「よし! 今月はじめてYouTubeの収益がでた! なんと! 800円くらいだ! 事務所に1割引かれて720円! やったぜ! 300万円かけたかいがあったぜ!」と呟いた。

   チャンネル名は「鈴木拓 Kayak Fishing in Japan」。名前のとおり釣りの動画を中心として10日までに20本の動画を投稿してきたが、多くは再生数が数千回。芸人としての知名度から考えれば物足りなさもある。チャンネル登録者数は同日現在で約7500人。登録自体は20年1月6日にされている。最新の動画は21年3月4日にアップされたものとなっている。

   上記の「収益報告」はメディアでも報じられ、にわかに注目を集めたように思われたが、再生数が特段伸びたわけではない。9日時点で約4000回再生されていた「カヤックで釣りしながら無人島に向かっってみた。BBQで炭火と横沢鉄板どっちが美味しいか検証してみた。」(原文ママ)という動画は翌10日に約4300回と、「微増」といったところだ。

   最後に1万再生を超えた動画は、20年7月5日投稿のもので約1万1000回。テーマは「カップラーメンを本格ラーメンに簡単に変える方法」。カップラーメンのスープに自作の「生麺」を投入した場合、ラーメン屋のような本格的な味になるのか否か実験する手間のかかった動画で、ハプニング続出。麺のゆで汁が派手に吹きこぼれたり、液体スープの袋が開かなかったりしたのだが、鈴木さん自身のリアクションは薄く、声量も控えめ。なお2つのラーメンを比較した結果は「好みですね。一概に言えない」「どちらも美味しい。甲乙つけてはいけない」だった。

「アイデアは面白いと思います!」

   10日時点で最新の動画「洗車でしてはいけない1つの事!見落としがちなこと!」は、洗車をしながら鈴木さんがコメントしていく内容で、再生数は約4000回。鈴木さん自身の声よりもナレーションのツッコミ音声が大きく、コメント欄には「音が割れてるような感じがするので音を下げて貰えると良いかも?」といった指摘も届いた。また、サムネイルのフォントが独特なためか、「まずサムネが伸びなくて草」との声もあった。

   とはいえ「どんどん編集が上手くなってますね!今回の動画も面白かったです」「今回も癒し動画ですねー」といったコメントもあり、鈴木さんのマイペースな動画を楽しむファンも少なくない。「鈴木さんのアイデアは面白いと思います!!でも皆さんが言っている通り声が聞きづらいのは事実なのでプロにアドバイスを受けてみるのはどうでしょうか?応援してます」といった助言も書き込まれており、まだまだ伸びしろがありそうだ。

   相方である塚地武雅さんが「グラリオサ音子」として活動していたチャンネルは、20年12月30日に「チャンネル登録者数が2年間で20万人に達しなかった」「チャンネルに関わった方々を潤す目的が叶わなかった」ことから休止を宣言している。音子は塚地さんとは別人という設定だったが、最後の動画で「塚地でございます」と宣言していた。

   初収益が800円だった鈴木さんは、今後どのような展開を見せるのだろうか。

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