厳しい競争環境と仲間との団結で培われた大島優子の「度胸」
伊藤さんは、コロナ禍で苦しい状況に立たされる人々に
「まず、だれでもいいから『助けて』と言えること、普段から『助けて』と言える人を探しておくことでも、どんなことでもいいと思う。最近ではSNSを使って『困っている』ということを、ぽろっと言ってもらえると、発した声はどこかに届くと思う。そうしたことを私たち(ジャーナリスト)がすくいあげて伝えることができたらと思う」
などと呼びかけた。
大島さんは、推薦者の「度胸がある」という評価が20年度の受賞につながった。この「度胸」の大部分は14年まで所属したAKB48で培われたとして、厳しい競争環境を振り返った。
「大人数の女の子の中でいて、とても大きく見れば小さい世界だが、やっぱり隣同士にいる仲間から、何か自分も長けているところを見つけ出さなきゃならないし、それを磨かなきゃいけないし、というところで、やっぱりウジウジしてもいられない、ほかの人に譲っている気持ちでもいられない、というのもあった」
その反面、仲間との団結も度胸につながったことを明かした。
「仲間と一緒に全然売れていない時代からやっていたので、『これでみんなで頑張らなきゃいけない』というように手を取り合って、度胸というものをつけて、ぐんぐんぐんぐん、『この芸能界で、荒波の中で、どんどんどんどん、みんなひとつの船で進んでいかなきゃいけない』という思いでやってきたので...」
国際女性デーは、イタリアでは「ミモザの日」とも呼ばれ、女性にミモザを贈る習慣がある。このことにちなんで、3人はミモザの花束を手に写真撮影に臨んでいた。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)