R-1グランプリ「グダグダ進行」の一部始終 トラブルだらけの2時間に「なんなんこの構成」

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ゆりやんさん渾身の変顔を、カメラが拾えなかった!

   その後、決勝に入って一旦は落ち着いたかにみられた生放送だったが、落とし穴は最後の最後に待っていた。ゆりやんさんの優勝が決定し、表彰が始まると、それまで大号泣していたゆりやんさんは自身が得意とする瞼を裏返らせながらの変顔を披露。しかし、その瞬間、無情にも画面は引きの画面であり、ゆりやんさんの渾身の変顔は画面内に小さく映るにとどまっていた。

   さらに、トロフィーに続いて優勝賞金の目録が授与される際にもトラブルが発生。目録を持って登壇したのはおいでやす小田さん(42)だったが、流れたアナウンスは優勝賞金に関するものではなく、「U-NEXT代表取締役社長の堤天心様から、U-NEXT視聴10年分の無料会員券が贈られます!」というものだった。

   このため、小田さんが出づらそうにしながら目録をゆりやんさんに手渡す一方で、堤社長は棒立ちで壇上に留まらざるを得ない状況に。結局、堤社長が無料会員券を渡すことが出来たのは、ゆりやんさんの1本目のネタ披露のリプレイが流れた後のことだった。

   これら、最後までトラブルに見舞われた2021年のR-1グランプリに対しては、前述のものの他にも「R-1ぐだぐだ過ぎるよ。途中でみてられなくなってチャンネルかえた。優勝者だけみたけど、最後までぐだぐだ。凄く残念です」といったツイートが噴出するなど、視聴者からの不満が続々。また、時間が足りなくなったのか、優勝決定後の審査員の講評部分はなく、どこか駆け足のまま番組は終了。これら、終始グダグダ感が拭えなかった2021年のR-1グランプリには、「今年のぐだぐだR1グランプリの制作サイドに一言 なんそれ!」といった声が上がるなど、視聴者にとってはフラストレーションが溜まる生放送になってしまったようだ。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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