巨人の補強ポイントを考えると...
スポーツ紙記者はこう分析する。
「巨人で補強ポイントはレギュラーが固まらない一、二塁を守れる選手とリリーバーですね。昨年まで守護神を務め、今年はセットアッパーとして計算していたデラロサが左足小指骨折で戦線離脱したのは大きな痛手です。
日本ハムの秋吉亮はヤクルト時代にセットアッパーとして長年活躍していた実績があるので、巨人はトレードで獲得を検討する価値が十分にある。あとは楽天の銀次ですね。楽天一筋のプロ16年目で1150安打と実績十分ですが、昨年はロッテからFA移籍した鈴木大地、新人の小深田大地の活躍で88試合出場と大幅に減らしている。
楽天もトレードに積極的で、昨年のシーズン途中に巨人と2件成立している。可能性は十分にあると思います」。
グラウンド外の話題で注目されるのは小林にとって本意でないかもしれないが、それだけの実力者である証だ。巨人で正捕手を奪回するか、それとも――。