大阪府高槻市内のJR東海道本線・安満第3踏切で、マナーの悪い一部の撮り鉄を戒めるような内容のひらがなで書かれた貼り紙があったと、ツイッター上で写真が投稿され、話題になっている。
この貼り紙は、JR西日本の車両所などの名前で出されたもの。同社の近畿統括本部は、「鉄道ファンをけなすものでない」と説明した。ただ、ネット上のイラストなどを無断で使ったため、すでに貼り紙を撤去したとしている。
「撮り鉄侮辱してる」との声も一部であったが...
「でんしゃがだいすきなおともだちへ」。貼り紙には、赤字でこんなタイトルが掲げられている。
貼り紙の写真は、鉄道ファンの「芥川快速(@8002RE)」さんが2021年3月4日にツイッターに投稿した。
タイトル以外は黒字で、すべてひらがなで印刷されている。踏切を通る電車について、「おもちゃのでんしゃじゃないんだよ」として、線路に入ったり、電車が走るのを邪魔したり、周りの道路や家の駐車場に勝手に入ったりして、電車を見たり撮ったりしてはダメだと訴えている。注釈として、「いみがわからないおともだちはおうちのひとによんでもらってね」と書かれていた。
最後に、電車などのイラストが付いており、JR西日本の車両所など2つの名前があった。
この投稿写真は、5日夕現在で1万件ほどもリツイートされており、様々な意見が寄せられている。
ひらがなの貼り紙だったが、「子供さんに向けての注意じゃないと思う」「どう見ても撮り鉄相手の文面」「これでも分からんのだろうけど」と、マナーの悪い一部の人たち向けだとして賛同する意見が寄せられた。一方で、ひらがなにして皮肉っていると解釈し、「撮り鉄侮辱してる」との声も一部であった。