「業者が黒いペイントで白線を消したが、タイヤでこすれて浮き出した」
「交差点内に残っていた白い点線は、1か月ほど前に、業者が黒いペイントで消していましたが、現場は交通量が多いために、タイヤでこすれてペイントが薄くなっていました。そして、もともとのラインが浮き出してしまった形です。道路標示なども不十分でしたので、こうした点は反省しています」
動画がアップされた翌日の3月1日、交差点で同じように逆走してしまったという人から、「工事現場の案内が分かりづらかった」と連絡を受けて、初めて危険な状況に気づいたという。連絡した人から動画投稿の情報も得て、その日のうちに、業者に状況を確認させ、応急処置として、白い点線のラインを消したうえ、交差点内に矢印の標示をつける工事を始めた。
土木事務所では、ラインを引く業者に正式に発注し、業者が4日、本来の車線に車が向かうよう、交差点の停止線前も、白い線や矢印を引き直したことを明らかにした。
土木事務所が警察に問い合わせたところ、これまで事故などの報告はないとしている。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)