夜更け、2人静かにたき火を囲む
一方、一ノ瀬と会う前、まだ見ぬ父に鉄拳を食らわせに行くと息巻いていた空。再会後、一ノ瀬とともに流木の清掃を手伝ったり、夕ご飯用の魚を釣ったりしているうち、彼の自然な人柄を理解する。夜更け、2人静かにたき火を囲むと、一ノ瀬がこの20年の間、民宿で働いたりストリートミュージシャンとして歌を歌って過ごしたりしてきたことなど深い話に及ぶ。若いころから心血を注いでいた役者の夢をかなえ、家を出て転々としながらも、「人との繋がりを大事にする」... そんな彼の生き方に、空は「渡り鳥みたい」と微笑むのだった。
また、作中では、かつて大ブームを巻き起こしたドラマ「愛していると言ってくれ」(TBS系、1995年)のころと思しき若かりし頃のブロマイドが登場。時を経て、さらに味わい深くなった豊川さんの繊細な演技や佇まいに対し、視聴者からは「やっぱりさぁここでトヨエツ投入はずるいよねぇ どう頑張ってもかっこいいもん...」「豊川悦司のかっこよさに圧倒された回だった... 歳を重ねて、きちんと時間分の深みを持てる人って本当に素敵だ」「『マジただのクソ男だな!』ってなる所だけど、トヨエツが演じることで何をやっても過去がどんなでもかっこいい...ってなる不思議」などと、その圧倒的な存在感に大きな反響が巻き起こっている。