運送事業などを手がけるスズヨシ(神奈川県横浜市)のドライバーが「あおり運転」をしたとして、同社が被害者に謝罪していたことが2021年3月3日、J-CASTニュースの取材でわかった。
同社は取材に対して事実を認め、再発防止に努めると話した。
運行後の確認を徹底し再発防止に努める
J-CASTニュースの取材に対してスズヨシは3日、ドライバーが「夜間交通量も少なくかなりの速度が出ているにも関わらず、車間距離を詰め蛇行運転をした」などとして、同社が謝罪するメールを被害者に送っていたことを認めた。
被害者のツイッターユーザーが1日、同社のトラックに煽られたと投稿しており、2日には同社からの謝罪メールの内容もアップしていた。同社は取材に、このメールについて「弊社のやり取りで間違いありません」と話し、あおり運転については、「ドライバーに確認したところ、それに近い行為があったのは事実」と認めた。
あおり運転をしたドライバーに対しては面談を行い、厳重注意という形で教育したという。今後については、「再度従業員への教育、運行後のドライブレコーダー、タコメーターの確認を徹底し再発防止に努めてまいります」としている。