「危機感を持たないと上位浮上は望めません」
当確と言えるのは小川、スアレス、石川雅規の3人のみ。残りの3枠を高梨裕稔、原樹理、高橋奎二、歳内宏明、金久保優斗、2年目の奥川恭伸、吉田大喜、ルーキーの木澤尚文、山野太一らで競うが、他球団と比べてその陣容は見劣りするのは否めない。
2月24日に元ソフトバンクのバンデンハークの入団を発表したのに続き、田口を緊急補強したのは現有戦力が物足りない裏返しと言える。
「若手はいつまでもチャンスがあるわけではない。19年に4勝を挙げて左のエースとして期待された高橋奎二も昨年は1勝止まり。オフに元AKB48で歌手の板野友美と結婚して話題になったが、本業で結果を出さないと。
23歳と若いけどチャンスを生かさないと1軍からお呼びがかからなくなるでしょう。他の若手を含めて自分たちが崖っぷちにいると危機感を持たないと上位浮上は望めません」(スポーツ紙ヤクルト担当記者)
バンデンハーク、田口の加入で生え抜きの投手陣たちの尻に火がつくか。